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  • 執筆者の写真鈴木優太朗

「あぁ、なんか今、幸せなきもちになってきた!」


ごきげんよう。“すべてのこどもたちに「!」な体験を”をテーマに活動する

福岡の探究学習スクールCAN!Pラボの鈴木です。


最近友人から言われました。

「お前、めっちゃ焼けたなぁ」


この夏休みは子どもたちと一緒にキャンプや川遊びを思いっきり楽しみました。

僕の日焼けが楽しかった出来事を物語っています。


今日のブログは少しCAN!Pラボの日々の様子からは離れますが、夏休み期間を通して「探究」という文脈で活かせる気づきがあったのでシェアしたいと思います。


最後まで読んでいただけると嬉しいです。


どんな夏休みだったか


結論から言うと、この夏休みは子どもも大人も楽しめた時間でした!

それぞれのイベントは、子どもたちの

「また行きたい」「めっちゃ楽しかった」という言葉にあふれていました。


大人である自分たちも一緒になって

川遊びをしたり、ご飯をつくったりと楽しめました!


ある子の一言での気づき


田舎体験に行った時のことです。

川で散策をして、僕たちは自然に囲まれたテラスでお昼ご飯の時間。


ある子がぽつりと一言


「あぁ、なんか今、幸せなきもちになってきた!」


自然に囲まれて、みんなと一緒においしいご飯を食べる。

いつもの日常から離れてのんびりと過ごす。

幸福感を感じて素直な言葉で表現するその子の姿をみて


僕は

「確かにそうだなぁ」

「好きな表現だなぁ」

と素直に感じました。


僕自身も、締め切りや成果といった日頃の仕事で感じる感覚から離れて、自然に触れていると、こうあるべきという「正解」から自由になっているのを感じました。


子どもたちと一緒に何かをするという体験は、「大人」や「子ども」という枠を外して、1人の人間として向き合えるフラットな関係にしてくれたなあと感じています。


僕たちはどこに向かうのか


僕たちは探究学習をテーマに活動しています。


探究は2022年度から高校で取り入れられていて、運営面・学習面ともに様々な課題があげられる教科です。


高校生でも難しいものを小学生相手にやろう!というのが僕たちです。

めちゃくちゃ難しい課題に立ち向かっていますが、それでも小学生の探究をする理由は、得られるものがとっても大きいからです。


探究から得られるもの。そのうちの1つは「学力向上」よりも「偏差値」よりも

自分自身を知り、よりよい人生を歩もうとする態度」です。


あぁ、なんか今、幸せなきもちになってきた!」という一言には

「自分はこういうことに幸せを感じるんだ」

「言葉に出してみたい」と自分自身を知ろうとする要素があったんじゃないでしょうか。


誰かから何かを強いられるような状況や人の目を気にしてばかりいる状況では、決して出てこなかった言葉だと感じます。


素直に感じたことを表現するその子の姿が、探究の入り口に立っているように感じました。


少し抽象的な表現になってしまいましたが、CAN!Pラボで扱う「探究」の土台として、五感で感じたものを言葉にしたり、表現したりする体験が大切だと思うのです。


CAN!Pラボの子どもたちと日々接していて感じますが、子どもたちの「やってみたい」は基本的には知っていることや体験したものからしか出てきません。


まだまだやることが山積みですが、ふとした瞬間の気づきを大切にしながら僕自身も探究していきたいです。


最後までよんでいただき、ありがとうございました!


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