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  • 執筆者の写真鈴木優太朗

「やったことがない」にどう向き合うか

おはこんばんにちは。福岡市城南区の探究学習スクール「CAN!Pラボ」の鈴木です。子どもたちの「やりたい!」を実現する塾をやっています。


今回は個人プロジェクトについてご紹介をさせてください。


それでは、どうぞ!


個人プロジェクトとは

子どもたちが「やりたい!」と思ったプロジェクトを各個人で決め、計画実行をするのが「個人プロジェクト」です。


どうやってテーマを決め、計画を立てているのかはこちらのブログからどうぞ。


CAN!Pラボではこんなプロジェクトが進行しています。


キャラ弁づくり!


木でバットをつくる!(二本目制作中)


おいしいアイスクリームづくり


映えるジオラマづくり


子どもたちの興味関心がどんどん満たされていくと、どんどんイキイキして「今どんな事やってんの?」と他の子同士がコラボレーションすることもあります。


各個人で計画をしてプロジェクトをすすめるわけですが、「やったことがない」ことにチャレンジする子もいるんです。


とはいえ、自分でやる。ってむずかしい...


自分たちで考えて行う個人プロジェクトです。もちろん「どうやったらいいかわからない」という場面にも遭遇します。


「これ、どうやったらいいの?」

「何をつかったらいいの?」

「ねぇ卵もういれていい?」


そんなときには、1から10まで「こうしたらいいよ」と教えるのではなく


「調べたものにはなんて書いてある?」

「必要な道具これかもね!」


と考える機会をつくっています。


子どもたちは「わからないこと」に悩むこともあります。しかし、1つずつ自分で解決することで、「困ったときの対処法」がどんどんたまっていきます。


答えがあるものに、対処する。

求められるものに、応える。


そういったことに慣れていると「どうしたらいいかわからない」ときに思考がストップしてしまいます。ただ、少しきっかけがあるだけで「どうやって考えるか」の構えが自然と身についていくと考えています。


「どう考えたか」の足跡は、ふりかえりで。


「どう考えたか」は、ふりかえりで残すようにしています。現在の個人プロジェクトではスケッチブックに気づき・次にしたいことをメモしています。



「なんでだろう?」

「どうしたらいいんだろう?」

「あ、これ発見かも!」


と思う瞬間って、覚えているようで意外と忘れているもの。


気づいたときに


・紙に書く

・写真にとる

・動画にする


などの記録をとっておき、ふりかえりの段階で「そういやこんなことあったね」と言えると「プロジェクトに向かう自分の姿」に気づけます。



「想像していたよりも、作業工程がむずかしかった」

「わからなかったけど、調べてみると意外とできた」


と言う子もいるほどです。


「自分なりにどう考えたか」の足跡が「自分なりの解の導き方」へとつながるように、今後もプロジェクトを進めていきます!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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