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  • 執筆者の写真鈴木優太朗

「自分で決める」の反対は「なんとなく」

更新日:1月26日

おはこんばんにちは。福岡市城南区にある探究学習スクール「CAN!Pラボ」の鈴木です。子どもたちの「やりたい!」を実現するために毎日活動しています。


前回のプロジェクト「3Dプリンタ」は、いったんおしまい。今週は次回の大きなプロジェクトに向けて準備をしました。



今回のテーマは「アウトプットデイについて」です。


最後まで読んでいただけると嬉しいです。


それでは、どうぞ!


新プロジェクト「大アウトプットデイ」

このCAN!Pラボは定期的に自らのプロジェクトを発表する場「アウトプットデイ」を設けています。


日頃の頑張りや葛藤について、保護者の方と一緒に認め合い、つくりあげる。そんな場づくりを心がけています。



アウトプットデイの様子(2023年9月実施)


アウトプットデイについてはこちらの記事からどうぞ!



3月22日(金)に「集大成」を発表する「大アウトプットデイ」を企画しています。



今回は子どもたち個人の「本気で本当にやってみたいプロジェクト」を全6~7回で実施できたらと考えています。


※プロジェクトは来週29日からスタートします。


今週は1人ずつ面談をして、対話をしながら「やりたいこと」を一緒に考えました。


気づいた変化

実はこの「アウトプットデイ」は、9月にも実施しています。



当時はこども自身の「やりたいこと」ってすぐに出すのは難しいよなあ。と思っていました。しかし、今回の面談ではすぐに「やりたい!」がとびでてきたなあ。と驚いています。



やったことリストとやってみたいことリスト


例えば

「ベンチをつくったから、机をつくってお家の人をびっくりさせたい!」


「大好きなフィギュアがかっこよく映えるジオラマをつくりたい!」


「ぱかっとわかれてふわっとするオムライスつくりたい!」


「前うまくいかなかったから、ちゃんとしたお弁当をつくって、ラボのみんなに食べてもらいたい!」


「振ってつくるアイスめっちゃマズかったから、おいしいのつくりたい!」



などといった個人プロジェクトが飛び出してきました。意見を集約すると、ざっと2パターンに分かれているようです。





①あこがれ起点のもの

→YouTubeでみたことがある。友達がやったことがある。自分もそうなってみたい。


②経験のなかからうまれたもの

→以前やったことがある。前回の記録更新。新しい工夫。



前回に比べてプロジェクトが①あこがれ起点でスタートできるほど、「自分にはできるかもしれない」と自信がついている。②経験のなかからうまれるほど、経験を内省して「でもやっぱりやってみたい」と思えている。


4ヵ月でこれだけのことができるようになっているんです。子どもたちの可能性にはいつも驚かされてばかりです。すげえよ、みんな。



ジオラマアイデアスケッチ


もちろん「やりたい!」がわからなくったっていい





もちろん「やりたい!」がなかなかみつからない子もいました。


そんな子でも

「○○ちゃんがやっているからお弁当やりたい!」

とプロジェクトを決めていました。


たとえテーマがかぶったとしても、人と一緒のことだったとしても、する目的に個人の想いが現れると思っています。



キャラ弁設計図



「前回のリベンジとして、お店で出せるぐらいのお弁当をつくりたい」


なのか


「本気でちょーかわいいキャラ弁をつくりたい」


なのか


達成したい目的は個人によってバラバラでもいいのです。



ただ、目的達成のためにどんなことができるのか。最後までやりとげようと思えるプロジェクトなのか。その点も一緒に考えながらみんなでプロジェクトを進めていきます。



だからCAN!Pラボは


来年度からCAN!Pラボは4~6年対象から全学年対象に変わります。


低学年では体験の数を増やし「知らない」を「やったことがある」経験に変える。


高学年では自分の「やりたいテーマ」を見つけ、探究しまくる。



小学校を卒業するころには「自分で選択して決められる」ようになってほしいと思っています。



なぜそこまでして「やりたいこと」を探すのか。それは、CAN!Pラボで過ごした子たちが、選択・決定の権利は自分にあるとを知ってほしいからです。



たとえばですが


進路選択で


「先生がすすめていたから」

「有名そうだから」

「なんとなく楽しそう」



就職で


「なんとなくホワイトそう」

「ネームバリューがあるから」

「年収高そう」


といって選択・決定をしてほしくないのです。


もしかしたら海外進学だって、奨学金だってあるかもしれない。自分に合う「働き方」の選択肢は無数にあって、まだ出会えていないだけなのかもしれない。



でも、なぜその可能性があるのに、ほとんどの人は試そうとしないんでしょうか。



その方が楽だからです。



探しもせずに「どうせやっても無理」と思うことが簡単だからです。




私は去年まで高校の教員をしていました。



大学進学はしたけれども「なんかちがう」と辞めてしまう子、就職はしたけど「これは自分のやりたいことではない」と辞めてしまう子



何人も見てきました。



「なんか違う」と行動を起こすことができればいいのですが、大多数は「なんとなく」続けて「なんとなく楽なほう」を選んでしまう。私だってかつてはそのうちの一人でした。



そして気づけば


「あぁ。これじゃなかったのにな」


そう後悔してからでは遅いのです。



もちろん私は「誰でも、いつからでも変われる」と考えています。ですが「きっかけ」をいつまでも待っているだけは何も変われません。



だから私たちCAN!Pラボは小学生のうちから


「やりたいこと」の種になる経験を増やし「やりたいこと」を見つけ、探究。そして「なんかうまくいかねえな」に出会い「どうしたらいいか」を考え続ける。


といった経験ができる探究学習をメインにした活動を行っているんです。



すべての人に自己選択・決定の力がある。



自分たちの人生をより良いものにしていける子が、このCAN!Pラボから飛び出していくことを願って、今後も活動に励みます!



新しいプロジェクトは来週からスタート!さあどんなプロジェクトになるでしょうか。



次回のブログは「大アウトプットデイをする意味」についてお話させてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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