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執筆者の写真鈴木優太朗

「試行錯誤」しながら「小4の壁」に立ち向かう

こんにちは、鈴木です。

「教育をおもしろく」を実現するべくCAN!Pで学童保育・探究学習をしながら活動をしています。

4~6年の高学年が所属するCAN!Pラボのこれからについてお話できたらと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。


4月を振り返ってみて

4月も終わりました。テーマは「つながる」

振り返ってみると子どもたちの

「一緒にやろうよ」と、協同する場面や

「やりたくない」と、反発しあう場面にも出会えました。


すぐに解決することは難しい、だけど一緒に考え続ける。その繰り返しでした。

大人でもなかなかできない「つながる」というテーマ。

子どもも大人も「つながった」のかどうかの達成率、

僕の体感にはなりますが60%ぐらいではないかと思います。

そうして、CAN!Pラボは4月の課題感を残したまま5月に入りました。


さて、5月のテーマは「試行錯誤」です。

試行錯誤する経験から、「失敗は成功のもと」と行動に対するハードルを下げ

子どもたちが自ら価値をつくりだせる「創造性」へ辿りつけるようにとテーマ設定しています。


ところで、先日こんな記事を見つけました。親による解決限られる「小4の壁」 - Yahoo!ニュース




小学校4年生になると3つの壁に直面する。といった内容でした。

CAN!Pラボのメンバーは4~6年生。とても身近に感じ、共感する部分が多かったので、3つの壁についてシェアしていきます。



小4の壁について



ここでは3つの壁について、リンクの記事から引用して説明します。


第1の壁「学習」

4年生になると算数では、がい数や図形などの抽象的な概念を扱うようになり

文章題や読解力を必要とする問題も増え、低学年に比べて学習の難易度が上がります。

「やればできた」子が学習の難しさに直面して

「難しいからやりたくない」と諦めてしまうのも珍しくありません。


第2の壁「ギャングエイジ」

9歳以降の年齢の時期を文部科学省は「ギャングエイジ」と挙げています。

例えば、遊びをとおして集団でのルールをつくって、集団活動に参加したりルールを守るようになる一方、この時期は、子どもはグループをつくり、大人からするとちょっとよくわからないような行動が見られるそうなのです。


第3の壁「居場所」

4年生以降のタイミングで小学生の居場所がなくなるということが発生しています。

厚生労働省発表によると、2022年に学童保育を利用したくても利用できなかった児童数(学童待機児童数)は15,180人だそうです。




壁に立ち向かうために


「試行錯誤」をテーマとして掲げました。

試行錯誤という態度をゴールとすると、

たどり着くまでに「好き」「取り組む」「できる」などの段階を経ていくなと感じています。

その中でCAN!Pラボとしては「まずはやってみる」ことを子どもたちに伝えます。


「おもんねえ!」という子に「まず、やってみようよ」と声掛け

「失敗したの?次どうやったらうまくいくかな?」と失敗大歓迎の環境づくりなど、


CAN!Pラボのみんなと、これから具体的に実践していきたいです。





さいごに


目の前の子どもたちは多様で様々なステージにいます。もし、不協和や困難に出会ってもその子が成長をしている証拠です。僕たちスタッフもお子さんと一緒に学び、共有できる日々を楽しんでいきたいです。






最後まで読んでくださりありがとうございました。

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