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執筆者の写真鈴木優太朗

だれもが「熱中する探究者」

おはこんばんにちは。福岡市城南区の探究学習スクール「CAN!Pラボ」の鈴木です。



いつものはじめの挨拶は「ごきげんよう」だったのですが、変えました。



というのも、CAN!Pラボの子から


「ごきげんよう。よりも朝昼晩つかえる挨拶のほうがいいんじゃね?」


「たとえば“おはこんばんにちは”とか」


というご意見を受けたので、変えてみました。

(いつもブログ見てくれてありがとう!)



...さて、今回は

「誰もが熱中する探究者」というテーマのブログです。



それでは、どうぞ!


「このみかん、どうする?」

女の子2人が登校する火曜日の出来事です。


いつものプロジェクトではなく、自分の好きなプロジェクトを進められるこの日。


今回は施設の周りに実る「みかん」を収穫することにしました!

みかんを収穫する様子


いっぱい収穫できたみかん


たくさん収穫した後、この子たちからでた問い。


じゃあさ、このみかん、どうする...?


2人の女の子は考えて


「これ売れないかな?もらったお金でクリスマスパーティの予算にしてみよう」

「100%ジュースって言うけどさあ、あれ100%なん?」

「ゼリーにしたらおいしそう!」

「顕微鏡で見てみらん?」

「映え写真とれそう~」


とあふれるようにアイデアが湧き出てきました。

「みかん」というきっかけを出発点に様々なアイデアを広げていました。



「きっかけ」は「みかん」だった

この「みかん」をきっかけに、2人の女の子は探究の入り口に立ったと思っています。


実は過去にもこの「みかん」をきっかけに始まった探究がありました。


↓詳しくはこちらのブログをご覧ください。

※このときは「みかん」ではなく「ライム」だと思っていました...


さて、この「きっかけ」ってなんでもよかったのでしょうか。


世界の水質を調べてみよう

とか

教育の水準を上げるためには...?

とか


もしきっかけとなるものが

「今の自分にとって、まったく興味のないこと」だったら?


イメージがつかず

アイデアは生まれなかったかもしれません。



「みかん」からアイデアが広がったのは

①五感をつかっていた

②ホンモノに触れていた


という身近さがあったからなのではないかと考えています。



そして身近なモノを入り口に


「どうする...?」といった問いから


「どうやったらいいのかな...?」と

アイデアが駆動していったのだと思います。




だれもが「熱中する探究者」


では、この2人の女の子は特別な訓練を受けていたからアイデアが湧き出たのでしょうか?


私はそうは思っていません。

身近なアイテムと「どうしたら...?」と考えられる問いによって、その子自身の探究の花が咲き始めるのだと考えています。


たくさん収穫できた!


いつどこで、誰の花が咲くかはわからない。

でもそのつぼみは誰にでもあると信じています。


とあるきっかけで、開くはずだった花が閉じたままになることもある。

それでも、いつでもどんなきっかけでも開くことはできる。


「工作なんて興味ない」と思っていた子が電動ドリル使って、棚づくりしちゃうんです。「おもしろい!またやってみたい!」って言っちゃうんです。

↓詳しくはこちらのブログへ


まだ開いていないだけで

身近なホンモノ・アイデアを誘発する「問い」次第では

どんな子でもいつからでも「熱中する探究者」になれる。



今回の出来事で、「誰にでも可能性がある」という「きっかけ」を得られました。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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