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  • 執筆者の写真鈴木優太朗

一人ひとりの「ストーリー」

更新日:3月21日

おはこんばんにちは。福岡市城南区にある探究学習スクール「CAN!Pラボ」の鈴木です。子どもたちの「やりたい!」を実現する塾をやっています。


今回のブログテーマは「子どもたちのプロジェクト」です。1月からスタートさせた「個人プロジェクト」です。ここまでに様々なストーリーに出会いました。


今回は3人のストーリーをブログでお伝えしたいと考えています。


それでは、どうぞ!


「ひとりじゃ、むりよ」

発泡スチロールでジオラマを作ったAくん。初めての制作にもかかわらず、上手に完成させていました。


完成に向けて順調、と思いきやうまくいかないこともあります。


ある日、ペンチで鎖を切ろうとするものの、パワーが足りずに切れないことがありました。


するとこんなことを言ったのです。


「ねぇねぇ、これちょっと手伝って」

とAくんが私に助けを求めてきたのです。


やってみるとめちゃくちゃ固い!フルパワーでペンチを使って切りました。


大人の力を借りてやっとのことで切れた鎖を眺めながら考えました。


ふり返ってみるとAくんは困ったとき、すぐに諦めちゃうことが多かったんです。


今回どうしてAくんは「人を頼る」と選択をしたのか気になって、聞いちゃいました。


「たとえばさ、自分の力だけじゃどうしようもないことに出会うよね。そんなとき、Aくんならどうしようと思ってるの?」


「困ったら誰かに頼めばいいやん。」

と一言、つづけてこう言いました。


「人って一人では生きるのむずかしいんよ。できないことはできる人に頼んでたほうがいいんよ。」

と言っていました。


一人でむりなら、道具や人に頼って可能性を広げる


大人でもなかなか助けを求めることを躊躇することはあります。



小学生の時点で、こんな本質をついた言葉がでてくるなんて思いもしませんでした。というより子どもたちはもうそんなところまで行っているんだな、、、と感じました。



そんなAくんが好きなのは「個人で熱中するプロジェクト」はもちろん、「みんなで一緒になって作り上げるプロジェクト」だそうです。一緒になって喜びを分かち合う瞬間がとっても大好きなんだとか。



「よろこんでもらえるのが嬉しい」

お弁当プロジェクトを進めていたBさん。なぜそのプロジェクトにしたのか聞いてみると


「以前(2022年度)にやったお弁当は、汁が垂れて失敗してしまった。次はリベンジでやってみたい!」


と言ってくれました。


なにが彼女をそうさせたのでしょう。


どうして前のプロジェクトの続きをしてみたいのか。


その理由を聞いてみると


「最後までやり遂げたい」


と言っていました。


試行錯誤する様子


「やり遂げる」ことがBさんにとって大切な価値観のようです。以前「うまくいかなかった」という悔しい経験が、本人を突き動かす動機になっていたんですね。




話は変わりますが、Bさんの「れんこんハンバーグ」は子どもたちに大人気です。みんな寄ってたかって「ほしい!」「うまい!」と言っていましたよ。


うんまい「れんこんハンバーグ」


そして先日、最後に余った1つを彼女はある子に食べてもらうことを選択しました。



その子は最後の1つを食べてこう言いました。

「うまい!これ本当にお店で売ってもいいレベル!!味付けがおいしい!」



後ほどBさんになぜ、この子に最後の1つをあげたのか聞いてみると「具体的に褒めてくれるから」だと言っていました。


お弁当完成!


自分がつくったもので人が喜んでくれることが、彼女にとっての喜びになっているようでした。


「次は絶対ちゃんとやる!!」

プロジェクト発表は3月22日(金)です。事前準備として、リハーサルを行ったときの出来事です。


Cくんは緊張からか、発表の声が少し小さくなってしまいました。発表できるだけでも素晴らしいことです。しかしその後、ほかの子から耳の痛いフィードバックを受けます。


「もうちょっとはっきりしゃべったほうが、わかりやすいよ」



大人だって指摘を受けることは心苦しいところです。



そんなフィードバックを前に、Cくんは「いやでも」「だって」と言って、ちょっとふざけてその場をやり過ごしたのでした。



さぁ発表するぜ!



リハーサルが終わったあと、彼に個別で聞いてみました。

「声おおきく、って言われちゃったけど、今どう思ってるの?」



「言われたのは悔しかった。でも、ほんとのことだからさ...次は絶対もっとちゃんとやる!!!」



心のどこかで「もっとちゃんとやりたい!」という気持ちがあったのでしょう。友達がいる手前、ふざけてごまかすことを選んだCくんですが、次の発表でのパワーアップが楽しみです!


一人ひとり違うストーリーがある


今回は3人の例をご紹介しましたが、ほかのCAN!Pラボメンバーにも素敵なストーリーがあります。



ストーリーを紡ぐのにとても大切なことがあります。


それは「自分自身が正直に感じたこと」です。



ポジティブなものだって、ネガティブなものでもいいんです。


・腹が立ったこと

・楽しみだと思うこと

・悲しかったこと

・嬉しかったこと



「そう感じた」の背景に、子どもが大切にしたい価値観が眠っていると思っています。



今日もどんなストーリーが紡がれていくのでしょうか。そう思うと子どもたちと話すのが楽しみでたまりません。


3月22日(金)の大アウトプットデイに向けて、楽しんでいこう!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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