明けましておめでとうございます。福岡市城南区の探究学習スクール「CAN!Pラボ」の鈴木です。
新年の目標は立てましたか?
去年のふりかえりをもとに、私は今年120冊本を読むことに決めました!
さて、CAN!Pラボでもプロジェクトごとに「ふりかえり」を行っています。
今回はその「ふりかえり」についてお話させてください!
それでは、どうぞ!
CAN!Pラボが大切にする「ふりかえり」
ふりかえりを大切にしている理由、それは成果物よりも過程を大事にしたいからです。
ロボットをつくった!ゲームをつくった!といった
「どんなものをつくれたか」
よりも
「その過程でなにを感じたのか」
ということを考える経験自体に価値があると考えているからです。
ふりかえりについてはこちらのブログからどうぞ!
「ふりかえり」で確率を上げる
探究学習において「ふりかえり」はとても大切です。
なぜなら、その型を身に着ければ、運を手にすることだってできるからです!
「運?めちゃくちゃあやしいぞ?」と思われるかもしれません。
ここでいう「運」は
「自分が成功をつかむ確率」だと思ってください。
ちょっとお話を変えて「くじびき」を例にとってみます。
ここに、「100このうち1こアタリが入っているくじびき」があります。
※アタリは成功。ハズレは失敗だとします。
※引いたらもとに戻すものとします。
やるからには当てたい!
何度もやってもなかなか当たらない。でも、いつかは当たるかもしれません。
ここからアタリの確率を上げようとするなら
①ハズレの数を減らす
②アタリの数を増やす
ことが考えられそうです。
くじ引きを引く回数が「自分が試した数」です。
ふりかえりをとおして、試す回数が重なるごとに、ハズレ(失敗)に対する捉え方が変わるかもしれません。同じことはしない!と選択肢を減らすことだってできます。
※失敗については、こんなブログを書いています。
この「ふりかえり」の段階で、「なんで?」「どうして?」「そもそも?」といった問いに出会います。
CAN!Pラボでもプロジェクトを終えた際に、子どもたちと一緒に問います。
「やっぱりなんかちがうと思うんだよね」とか
「前つくったイスのバージョンアップをしてみたい」といった言葉がでて、次のステップに進んでいきます。
ふりかえりを重ねるうちに
くじびきを例にとりましたが、現実の世界に「アタリ」や「ハズレ」なんてものはないと思っています。事実を受け止めて、自身がどんな解釈をするのか。また次回にどう活かすのか。それ次第で選んだものを自分の正解にできると思っています。
その選択に自分が経験してきたこと・考えたことがあるかどうかが大切です。いい選択だったのかどうかも「ふりかえり」による基準があると、いい選択をしやすくなるのかもしれません。
「ふりかえり」を重ねることで、本当の意味での自己選択・決定に一歩ずつ近づくのではないでしょうか。
私たちも試して・ふりかえって・改善し続けます。
さぁ、来週は次のプロジェクトスタートです!
どんなプロジェクトになるでしょうか?
最後にイベント告知をさせてください。
【イベント告知】
外部向けCAN!Pラボ体験スクールを実施します。
ご興味のある方はぜひご応募ください!
【現3~6年生対象体験スクール】
日 時
第1回 2月3日(土)9:00~12:00
第2回 3月2日(土)9:00~12:00
↓ご応募はこちら
【新1~3年生対象体験スクール】
※年長のお子さまも参加可能です。
日 時
第1回 1月23日(火)16:00~17:30
第2回 2月13日(火)16:00~17:30
第3回 3月12日(火)16:00~17:30
↓ご応募はこちら
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