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  • 執筆者の写真鈴木優太朗

自分のやりたいことがわからない

ごきげんよう。福岡市城南区にある探究学習スクール「CAN!Pラボ」の鈴木です。秋の空ってなんでこんなにも素敵なんでしょうか。空の色も美しくて、ちぢれ雲もいい味を出している。毎日とても清々しいです。(このブログを書いている現在は大雨ですが)


さて、今回のブログです。私たちは「探究学習スクールCAN!Pラボ」です。でもそもそも「探究学習」ってなんなんでしょう?そして私たちが子どもたちにできることってなんなんでしょう?


いったん立ち止まって考え、あらためて言葉にしてみようと思います。



最後まで読んでいただけると嬉しいです。

それではどうぞ!


自分のやりたいことがわからない

今年の3月まで高校教員だった私は1年前、高校2年生の担任をしていました。ちょうどそのころに「総合的な探究の時間」がスタートしたのを覚えています。

「探究学習」をざっくり説明すると「自分で課題を設定」して「自分なりの答え」を探すといった学習過程のことを指します。

※図は文部科学省より引用


そんな過程やサイクルを経て、得られるものは「自分とはなにか」ということです。自分とは何かを知るから、「自分はこう考える」「自分はこれが好きでこれが嫌い」なんてことを表現できるんです。



めちゃくちゃ素敵な学習過程なんですが、これがなかなかうまくいかない。どういうことかというと、そもそも入り口の「課題の設定が難しい」んです。赤丸の部分です。



たとえば先生が「SDGsについて自分ができることは何か考えよう!」みたいな課題設定しても生徒からすると「SDGsってなに?」「自分に関係あるの?」「なんで自分の課題なのに先生に決められないといけないの?」と、とっつきにくさがありました。






では、生徒の興味がわくものに変えたらいいのでは?と思われるかもしれませんがそううまくいきません。課題の設定以前に根深い問題があるのを感じました。



それは「自分がなにやりたいのかがわからない」ということです。



なんとなくまわりにあわせて、先生の言うことをきいて。家ではゲームやYouTubeで世界のすごい人や面白動画をみて、なんとなく世界を知った気になって。そんな生活をつづけると自分が「どんな人物で」「何に興味をもって」「どんなことに喜びを覚えるのか」がわからなくなっていく。そう言っていた生徒もいました。


だからCAN!Pラボは


探究学習とそれ以前の「やりたいこと探し」のために体験の数を増やしていこう!と私たちは仮説を立てて活動しています。


↓以前ブログにも書いています。




その「体験」のなかでもCAN!Pラボでは特に

①ホンモノに触れる

②五感を使う

③自分で決める

ことを重視しています。


実際に火を使って実験してみたり

木やトンカチに触れてみたり

チョコレートケーキを自作してみたり

実体験を積めるからこそ、それらの課題は「自分ごと」になって「自分が何をやりたいのか」を発見する手段になります。



たとえそれが「自分にとってちょーつまんないこと」だっていいんです。それも自分だから。



さて、高校生ではじまった「探究学習」の時間。それ以前の「やりたいこと探し」を小学生の間に経験できていたら...?



「自分には刀をつくれたんだ!」

「自分はおかしは好きだけど、体を動かすのははやっぱり嫌い!」

「それでも、みんなで一緒にプロジェクトするのはやりたい!って思える」



そんな自分に出会えた先には、人から決められた人生ではなく、自分で決めていく人生が広がっているのではないでしょうか。


さいごに


理想の未来をお話しましたがこんな現実だってあります。


CAN!PラボのCくんがこんなことを言っていたんです。



オレ、なにをやりたいかわかんねえんだ。なにを好きかも。○○くんには野球がある。△△さんには絵がある。でも、オレにはなにもない...



「自分がなにをやりたいかわからない」



それも自分です。だからCAN!Pラボにいるし、だからこんな葛藤を言葉で表現できる場がここにあるんです。「やりたいこと発見」のために様々な体験を一緒にします。さらに、子どもからでたそんな一言にも私たちは一緒になって悩みます。


「わからない自分」がいること、それでも「いい方向に進んでいきたい」そういった葛藤を抱える子どもたちと、この活動を続けていきたいと思います。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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