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  • 執筆者の写真鈴木優太朗

クリスマスプロジェクトを終えて

おはこんばんにちは。福岡市城南区の探究学習スクール「CAN!Pラボ」の鈴木です。

今回は12月25日(月)に行った「クリスマスプロジェクト」についてお話させてください。


それでは、どうぞ!


テーマは「共創」


私たちCAN!Pラボのメンバーは小学4~6年生の子どもたちです。




今回のプロジェクト「クリスマスプロジェクト」は


「低学年の子たちを招いて、出店形式のパーティをしよう!」

「開催に至るまでに、“誰かのために”と協力する“共創”が生まれてほしいな」

という願いを込めてスタートしました。



なぜ“共創”なのか。

テーマについて気になる方はこちらのブログをご覧ください。


クリスマスパーティまでに生まれた対話


話し合いを進めていく中で

「ラボのお金(共通の通貨)をつくってみよう」

「お金を払ってグッズや体験を売ってみよう!」

という意見が出てきました。


クリスマスパーティで使う通貨「100ラボ」低学年の子たちに10枚単位でお買い物します。


仮想の通貨を導入することで子どもたちの対話は深まります。


「そもそもお金ってなんのためにあるの?」

「もともとは“物々交換”だったらしいぞ」

「“交換”って何を好感しているの?」

「モノとか?でもモノじゃないものもあるぞ」

「“うれしい”とか“楽しい”って気持ちを渡してるんじゃない?」


それなら!ということで

「100ラボ」という通貨に合ったモノをつくろう!と

子どもたちは動き出しました。


制作したものはこちらです。


まつぼっくりツリー



クリスマスパーティの案内チラシ

かわいいグッズ


このほかにも

・カードづくり

・飾りつけ

・動画づくり


など、アウトプットするものがどんどんでてきました。


順調に本番を迎えられると思っていたら


25日の本番当日に事件は起きました。



「あいつがいっつもふざけるから進まない」

「やりたいのにちがうことする」


と言って動画作成チーム内で仲間割れが始まりました。


このままではまずい!と

いったん動画作成チームで話し合うことに。


話してみると、思うことはさまざま。


「途中で違う動画をつくりたくなった」

「やる気のある3人でやりたい」

「やる気があるかどうか、なんてわからないよ」

「そうやって、分けられるのがイヤ!」



言いたいことを言いまくった後



「じゃ、みんなはクリスマスパーティどういう会にしたいと思ってるの?」



と聞いてみると


「オレはみんなで動画をつくりたい。だってそれが“共創”ってことじゃない?」

「せっかくだから、“共創”につながるようなことやってみたい」


と子どもたちの口から“共創”のワードが飛び出てきたのです。

ここには正直びっくりしました。


その後、「やっぱりみんなで動画をつくろう」と動画づくりは完成。無事に発表ができたのでした。


CAN!Pラボは


テーマである「共創」という言葉が子どもたちの中に残っていたのには驚きました。


私たちCAN!Pラボは探究学習スクールです。


さまざまな体験とその中から学びを受け取ってほしい!という願いがあります。


ただ体験をするでも

ただやって楽しいだけじゃないんです。


「一生懸命にやりきった充足感」とか


今回のような

「共創ってそもそもどんなこと?」に対する一旦の解を手にしてほしいと思っています。


今回はそんな場面に出会えたんじゃないかと思っています。



「今回やってみてどうやった?」と話す様子


まだまだCAN!Pラボはこれから!

ホントの探究に向けて2024年も探究しつづけます!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは!よいお年をお迎えくださいね。

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